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他のソフトとの比較を聞かれました。

特許管理ソフトとしては、いくつか他にも候補があります。それらとの差が分からないという質問をされました。

技術者的には、開発された環境に大きな違いがあるということをまず理解して欲しいと思います。その結果、自動車にたとえるなら、軽自動車と、大型SUVとの差があります。ここで言いたいのは、大型SUVは全てにおいて軽自動車に勝るといっているわけではありません。

IPBOOKは、本格的なデータベースを利用し、本格的なシステム言語で作り上げ、さらに補助的にJavascriptなど、いくつかのプログラム言語を使って作り上げています。こういう多言語で作り上げるのはハードルも高いのですが、完成したものは、安定し、速度にも優れ、バグがあったときの対処も容易で、システムの拡張性に優れています。IPBOOKのデータベースは絶対に壊れません。

他のソフトはなかなかこういう環境では作られていません。他のソフトの悪いところを書き連ねるのは気分が良くないので、これだけにしておきます。

IPBOOKは、拡張性に優れています。完成したら関係ないと思われるかもしれませんが、IPBOOKが目指しているのは特許事務所のデファクトスタンダードです。特許管理だけで終わらず、特許事務所の運営・経営に必要な機能を加えていきます。わかりやすい例が給与計算です。他にも経理関係も手がけていきます。

なぜかといえば、特許事務所は整理番号でいろいろなことが結びつけられているので、特許管理システムから拡張していくのが好都合だからです。いくらでも柔軟に拡張できていけます。

単なる特許管理システムで終わることのないのが、IPBOOKシリーズの特徴です。拡張していっても使用料は変わりません。通常の値上げはしていくことになるでしょうが、特許管理以外の部分を利用する別料金というものは発生していきません。

買い切りのソフトと比較され、毎月の使用量が発生する点に躊躇されることもあるかもしれませんが、IPBOOKは確実に効率を向上させて使用量分の仕事をします。仕事の効率というのは難しい意味ではありません。今まで必ず行っていたいくつかの雑用的な仕事がたくさん無くなります。目に見える便利さをこれからも提供していきます。